(GMS)株式会社グローバルメディアソリューション|もっと「おもしろい」を目指して!

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月刊WEBマガジン「もっとGMS」毎月10日発行!もっともっともっとGMSの奥がもっと

NO.002 2007.Jun
月刊もっと!GMS
UPDATE.2007.06.10
GMS社員が発信する、もっとGMSをおもしろしくする月間ウェブマガジン
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GMS発行ウェブマガジン
毎月10日更新

もっと「おもしろい」を目指して

Webの進化は本当に早いですね。
前回ご紹介したSilverlightApolloも今年発表されたばかりの新しい技術なのですが、この1ヶ月の間にも次々と新しいサービスや技術が登場してきています。今回はWeb業界を先導するGoogleとMicrosoftからそれぞれ発表された技術とサービスについて紹介したいと思います。

まずはGoogleから。5/31に発表されたばかりのGoogle GearsとGoogle Mappletsについて紹介します。

■Google Gears
まず最初にGoogle Gearsですが、これは簡単に言うとインターネットに繋がっていないオフライン環境でもWebアプリケーションを動作させられる環境を提供するものです。

□Google Gears


http://gears.google.com/

現在では様々な用途のアプリケーションがWebベースで提供されており、デスクトップ環境でしか実行できないアプリケーションも少なくなって来ています。
ただ、これまでWebアプリケーションがどうしても越えられない点として、オンラインでないと使用できないという壁がありました。
しかしGoogle GearsではWebアプリケーションの前提ともいえるこの問題をクリアしようとしているのです。

Google GearsのインストールによってローカルPCには、ローカルサーバー、ローカルデータベース、ワーカープールと呼ばれる3つの機能がインストールされますが、これらについては実際にGoogle Gears導入しているサービスを例にとり説明したいと思います。

現時点でGoogle Gearsが使用できるのは、オンラインRSSリーダーのGoogle Readerのみです。

まず、Google GearsをインストールしてGoogle Readerを開くと、右上のメニューに緑色のアイコンが追加されているのがわかります。ここで、オンラインモード/オフラインモードのどちらでGoogle Readerを動作させるかを選択できるようになっています。
オフラインモードを選択すると、GoogleReaderに登録されているフィードエントリーがローカルデータベースへコピーされ、コピーが完了するとインターネット接続を切断したとしても、ローカルサーバーが動作し、あたかもオンライン状態であるかのようにアプリケーションを操作することが可能となります。(オフラインに切り替えた後、実際にLANケーブルを抜いて試すこともできます)

さらに、オフラインからオンラインへ復帰した際には、オフライン時に操作した内容を一括してサーバーに反映させるための仕組みも保有しています。そのため、RSSリーダーの未読/既読の情報や、フラグをつけたエントリー情報など、RSSリーダーとして保存しておく情報の同期が自動的にとられます。この同期処理にワーカープールと呼ばれるJavaScriptの非同期実行環境の機能が用いられます。

ここ何年かの間に、家庭や会社においてはインターネットの常時接続が当たり前の時代になりましたが、無線LANについてはまだまだ常時接続の環境があるとはいえないため、モバイルユーザーにとっては非常に便利な機能です。

現段階ではGoogleReaderでしか試すことができませんが、近いうちにGmailやGoogle Docs & SpreadSheetsといったアプリケーションにも導入されることになるでしょう。そうなるとMicrosoftの優勢が続いているOffice系アプリケーションにとっては大きな脅威になってくるでしょう。

また、同様のオフライン機能については次期Firefox(Gran Paradiso)やApolloにも搭載予定で、今後はオフラインでもWebアプリケーション、という使い方が増えてくるのではないでしょうか。

■Google Mapplets
続いてはGoogle Mapsに追加された新機能、「Google Mapplets」です。

~letとは「Java Applet」や「Bookmarklet」といった単語にも使われているように、小さなアプリケーションのことを表します。

□Google Mapplets


http://maps.google.com/preview

Google Mapsは高機能なAPIを提供しており、誰にでも簡単に地図を自分のサイトに設置できるようになっています。
また、Google Mapsを用いたマッシュアップアプリーションの構築も容易で、同APIを用いたマッシュアップサイトは1000個を超えると言われています。

ただそのようなGoogle Mapsも、これまではマッシュアップアプリケーションがインターネット上の各所に散らばっており、見つけるのが困難という問題がありました。

このような状況で登場してきたのがMappletで、本サービスではGoogle Mapsのマッシュアップアプリケーションを本家のGoogle Maps上でホスティングできるようになっています。

すなわち、従来の「Google Mapsを自サイトのサービスに組み込む」という形に加え、「自サイトのサービスをGoogle Maps上に組み込む」という双方向のマッシュアップが可能になったということになります。これにより、Google Mapsから自社サイトへの誘導といった使い方も可能になるため、Google Mapsを利用しているサイトにとっては朗報です。

現段階では英語版のGoogle Mapsのみでの提供になりますが、使い方としては新規に追加された専用のMappletsタブに、自分のお気に入りのMAPツールを組み込んで使うという形になります。すでに30個程のMappletが提供されており、表示している地図上ですぐに呼び出して使える距離測定ツールやホテルの予約アプリケーションなど、便利なミニアプリケーションがそろっています。

パーソナライズドホームページのiGoogleと同様、Google Mapsについても好みのMappletを追加して使いやすい形にカスタマイズする、そのような使い方に今後はシフトしていくことになるでしょう。

■Microsoft Surface

□Microsoft Surface


http://www.microsoft.com/surface/

マルチタッチのスクリーンを持つ新しいPCの登場です。

マウスやキーボードを用いることなく指で操作するテーブル型のPCで、未来のコンピュータと呼ぶにふさわしい、すばらしいユーザー・インターフェイスを提供しています。Surfaceのサイトで紹介ビデオが見れますので、もしまだ見ていないようであれば、実際に見てみることをお勧めします。

ちなみに、Surfaceのユーザーインターフェイスは前回紹介したWPFと.NET Frameworkによって支えられているようです。

■popfly

□Microsoft popfly


http://www.popfly.ms/

Silverlightを用いたアプリケーションがMicrosoftより発表されました。

本サイトではグラフィカルなユーザー・インターフェイスを用いて、WebAPIのマッシュアップが誰でも簡単に作成できるようになっています。現在はプライベートベータテスト中のため招待制となっていますが、デモムービーを参考に動かしてみたところ、TwitterVisionFlickrVisionのようなアプリケーションが、ほんの数分で作成できてしまいました。

Microsoftは自分たちをPlatformを作る会社と呼んでいます。マルチタッチPCのSurfaceやブラウザプラグインのSilverlight、これらのすばらしいPlatform上に、どのような次世代アプリケーションが生まれてくるのか、本当に楽しみですね。

第二回『インターネットサービス~Web2.0へ』

4月26日18:00~

講習内容:

5月の第二回インターネット勉強会のお題は「インターネットサービス~Web2.0へ」です。

先月の第一回勉強会では、「インターネットの基礎」について勉強しましたが、今回は進化したWeb2.0的サービスについての講義でした。

近年、インターネットサービスを語る上でよく使われる「Web2.0」という言葉。
なんとなく知ってはいても、正確な意味を説明できる人は少ないようです。
Web 2.0とは、従来のインターネットの延長ではなく、2004年あたりから次第に進化していった次世代インターネットのあり方に関する総称であり、Tim O'reillyが提唱えた概念です。

今回の講義では、Tim O'reilly氏の論文「What is Web 2.0」から従来のインターネットとWeb2.0の対比表の日本語訳を見比べてみたり、実際にどんなサービスがあってどんなところが従来のインターネットとは違うのか、比べて勉強しました。

トミモトレポート

今回の講習を受けて、やはりこれからのインターネットというのはユーザーサイドから創られていくのだということを実感しました。
私がウェブに興味を持ちデザインをはじめた頃は、全般的に観覧者サイドをあまり気にせず、一方的に発信するだけのウェブページというものが目立っていました。
ウェブクリエイターも、ビジュアル的なかっこよさやフラッシュの技術などにはこだわっていましたが、そのこだわりが仇となり英語表記で判り難いウェブサイトや、更新されることもなく1度見れば十分という、見た目だけの単発的なウェブサイトというものが多く存在していたように思えます。
今実感しているのは、残っていくのはユーザーの手により成長していくウェブサイトということです。
自分で利用しているサイトを挙げても、WikiやFlickrやYouTUBEのようなユーザー発信の情報提供サイトはとても便利ですし、友人とのコミュニケーションツールとしてmixiのようなSNSやブログというものも欠かせないものとなっています。
今回の勉強会で現在日本のブログ人口は900万人、記事の投稿数は世界一だという話を知りましたが、この事実にはとても驚きました。
アメリカで流行りだしてから日本に浸透するまでは4年ほどのブランクがあったと思いますが、実際わたしも4年前にはじめてつくってみたブログは「難しそう」という印象を持ち、コメントやトラックバックのつかないCGIの日記帳を長く使用していました。
世界で流行っているものが必ずしもすぐに日本でも流行るとはかぎらず、日本人の需要にあったサービスやデザインというものは、新しさや珍しさより、安心感というものが根底にあるのだと感じます。
新しい発想や、ユーザーを驚かせるおもしろさも大事だと思いますが、ユーザーの使い勝手を考慮し、はじめてなのに安心できるデザインというものがデザイナーとしてのこれからの課題だと思いました。

次回の講習会予定日

講習内容

『ソーシャルWeb』   日時:2007年6月吉日となっております。

ドン池田氏のプロフィール

出身地:岡山県玉野市
生年月日:1976年12月23日
趣味:旅行
職歴
東京工業大学物性物理学専攻卒業、大手SI企業にて6年間オープン系大規模システムの開発に従事。
2007年4月より現職。

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